校章(三稜)と校訓(仰峯不屈)の由来

 東高の「校章の由来」によれば、「三稜形の校章は西方より仰がれる伊吹の峰をあらわし、その三つの稜形は本校の教育方針であり、大垣東高生の追求すべき三つの理想、豊かな知性(真)、高い徳性(善)、調和のとれた身体(美)を象徴したものである。」と記されている。これほど明快に東高の教育精神を説明したものを私は知らない。

 いみじくも校歌は謳う、「朝の陽にかがやく峯の伊吹山 高き理想と仰ぎつつ」「三稜のバッジが示す真善美 深き教えと悟りつつ」。校章と校歌の見事な照応である。私が校訓を「仰峯不屈」と定めた由来もここにあり、これ以上多くを語る必要はないような気がする。

(※「峯」は伊吹山が独立峯であることから、「峰」よりも「峯」がふさわしいと、作詞をされた殿岡辰雄氏が強くこだわられた。)
第2代校長 安藤 清 先生(十周年記念誌より)

同窓生とつなぐ想い出の場所

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